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京王線の運転シミュレータをホテルに常設「KEIOトレインルーム」

京王プラザホテル八王子は、京王線の運転シミュレータを常設した「KEIOトレインルーム」を、8月1日より1室限定で展開する。7月17日に予約を開始した。
ホテル開業30周年を記念して、京王電鉄が導入したオリジナル電車運転シミュレータ「京王トレインシミュレータ」を常設した限定ルーム。部屋タイプはデラックスコーナーツイン(41.6m2)。

シミュレータは、実際の車両を用いて撮影した映像を使用し、京王線新宿駅から高尾山口駅区間(下り)を複数種別で、初心者向けから上級者向けまで3つのレベルを用意。鉄道好きの子供から大人まで幅広い年齢層が楽しめることを目的に製作したもので、誰でも運転士と同じ目線で京王線の電車運転を体験できる。

京王線で採用しているATC装置を実感的に再現したほか、子供や初めてでも安心して運転できるよう、独自の運転支援システムが導入されている。上級者にはマスターモードを用意し、現役運転士と同じ操作で運転を楽しめる。ゲーム性を高めた得点機能も備える。

実装車両は5000系、体験コースは5区間。ハンドルはゲーム機用ワンハンドルコントローラー。信号確認は、運転士・車掌の声を元運転士の鉄道タレント響丈氏、およびママ鉄タレントの豊岡真澄氏が担当。プレイヤーが自分で信号喚呼できるモードも搭載。

室内には四季折々の風景の中を走る京王線や京王ライナーの写真パネルの装飾、京王線の歴史を感じる貴重な切符やレバーサーハンドルなどを特別展示。宿泊者には、京王ダイキャストモデル「京王ライナー新型5000系」をプレゼントするほか、子供の制服と大人用の帽子の貸し出しを実施する。

なお京王トレインシミュレータは京王プラザホテル八王子のほか、「KEIO eSPORTS LAB. CHOFU」に7月17日より設置している。

宿泊者には京王ダイキャストモデル「京王ライナー新型5000系」をプレゼント