ニュース

大阪駅周辺で開業の商業施設を結ぶ通路・広場が7月30日開通

JR西日本、大阪ターミナルビルは、大阪駅周辺で「イノゲート大阪」および「KITTE大阪」が7月31日に開業するにあたり、各施設をつなぐ通路および広場を7月30日に開放すると発表した。

イノゲート大阪は大阪駅の新駅ビルで、2~5階の50店舗が出店する飲食ゾーン「バルチカ03」とオフィスエリアなどで構成される。KITTE大阪は3月に竣工した「JPタワー大阪」内の商業施設で、地下1階~6階に飲食・物販・サービスの107店舗が出店する。いずれも大阪駅西側エリアで、2棟は西口改札を挟んで南北に位置する。

動線について、地上レベルでは西口改札前通路がイノゲート大阪1階までつながり、イノゲート大阪とJPタワー大阪間を南北方向に往来できるようになる。デッキレベルではノースゲートビルディング2階とイノゲート大阪2階を接続する歩行者デッキが開通し、既存大阪駅方面からの回遊性が向上する。ルクアイーレ営業時間帯(10時30分~20時30分)には、ルクアイーレ館内の通行も可能。

ノースゲートビルディング

なお、2023年3月から暫定供用していた新改札口(西口)について、大阪駅ホーム(11番のりば)と改札口を結ぶエレベーター・エスカレーターの整備が完了し、7月9日より全面供用開始している。

広場は、大阪ステーションシティの既存10カ所に加え、大阪駅西側エリアに5カ所設置される。新しい広場の名称は、ノースゲートビルディング・イノゲート大阪連絡橋の「風光の庭」、イノゲート大阪1階の「水の路」、同2階の「彩の路」、JPタワー大阪地下1階の「サンクンガーデン」、同1階の「南東角多目的広場」。このうち、風光の庭は一部供用済、JPタワー内2カ所は供用済。

風光の庭
水の路
彩の路
サンクンガーデン
南東角多目的広場

なお周辺では約45,000m2の都市公園を含む新たな街「グラングリーン大阪」の開発も進められており、9月6日には先行まちびらきとして商業施設「グラングリーン大阪 ショップ&レストラン」の19店舗がオープンする。同日にノースゲートビルディングとグラングリーン大阪をつなぐ動線が供用開始予定。

また、「うめきた2期エリアの玄関口」と位置づけられた、都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」が2025年春に全面開業する。