ニュース
ナイキが温調ベストや温熱ブーツ開発 アスリートのリカバリー向け
2024年7月10日 13:02
ナイキとハイパーアイスは、アスリートのウォームアップやリカバリーの効果を高める目的で、温度調節機能やバッテリーなどを搭載したブーツとベスト「ナイキ×ハイパーアイス」を発表した。
「ナイキ×ハイパーアイス」は、アスリートにとって重要なリカバリーや、体を動かす前の準備をサポートする、電子的な温調デバイスを搭載するブーツとベスト。
温熱と空気加圧「ナイキ×ハイパーアイス ブーツ」
「ナイキ×ハイパーアイス ブーツ」は、アスリートの⾜と⾜⾸に、必要に応じて温熱と空気による加圧を⽤いたマッサージを提供するシューズ。⾜や⾜⾸の筋⾁に熱を伝えるように設計されており、ウォームアップや⾃然で素早いリカバリーをサポートする。
テストに参加したアスリートは、「⾜や⾜⾸がより⾃由で軽く感じ、いつものルーティーンを始める前に、まるでウォームアップを済ませたかのよう」と感想を述べているという。
シューズのインソールにはバッテリーが内蔵されており、3段階の加圧と温熱を選択できる。ボタンを押すだけで両⽅のシューズを同時、または左右のシューズを個別に作動させることができる。
ナイキ流の温調服「ナイキ×ハイパーアイス ベスト」
「ナイキ×ハイパーアイス ベスト」は、瞬時に加熱・冷却ができるデバイスを搭載し、ウォームアップやクールダウンの際にアスリートの体温を調節できるベスト。
アスリートがコントロールできなかった「環境」をターゲットにしたもので、ハイパーアイスの温冷療法⽤デバイスに使われているものと同様の熱電クーラーを搭載、氷や液体を使うことなく瞬時に加熱・冷却ができるとする。
ベストには、センサーが⾃律的に体温を維持するサーマルモジュールが内蔵される。ベスト内のエアブラダーと圧⼒センサーが、サーマルモジュールを内側に押し込むことで⾝体にフィット、快適性を⾼めて、加熱・冷却の技術の効果を最⼤限に⾼める仕組み。