ニュース

無印、学校体育館床材を店舗什器に再生 「ゆめが丘ソラトス」で活用

良品計画は、横浜市内の学校体育館の床材を店舗什器等にアップサイクルし、7月25日に横浜市内にオープンする大規模商業施設「ゆめが丘ソラトス」の無印良品で活用する。

横浜市と良品計画は包括連携協定を締結し、環境に関する実践行動の普及に取り組んでおり、今回の取り組みはその第1弾。横浜市内の学校体育館から発生した古材のアップサイクルし、「無印良品 ゆめが丘ソラトス」で用いる什器・備品の一部で活用する。

具体的には、永田中学校(南区)の体育館改修時に取り外した床材800本(廃棄予定量の1割)を横浜市より譲渡し、店内のベンチに活用する。

ゆめが丘ソラトスは、相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅直結の商業施設で、無印良品はゆめが丘ソラトス1の2階に出店する。

横浜市では、学校体育館の工事により、床としての役割を終えた無垢のフローリング材を毎年約10校分廃棄している。多くは木質チップ化され燃料等へとリサイクルされているが、木材として再利用することも重要な視点と考え、民間事業者と連携したアップサイクルに取り組んでいる。