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ゼブラ、替芯もグリップもバイオマスプラの「サラサクリップ」
2024年7月24日 10:00
ゼブラは、インクチューブにサトウキビ由来のバイオマスプラスチックを使用した替芯「バイオチューブJ F-0.5芯」と、同替芯を搭載した「バイオチューブ搭載サラサクリップ」を8月1日に発売する。価格は替芯が110円、サラサクリップが132円。
替芯まで環境対応した「バイオチューブ」ブランド第2弾。インクチューブにサトウキビ由来のバイオマスプラスチックを使用し、CO2排出量を48%削減できるとしている。バイオチューブ搭載サラサクリップは、ペン本体、替芯、替芯のパッケージまで環境配慮したジェルボールペンとなる。
ゼブラでは、1997年からボールペンの本体に再生プラスチックを使用することで環境に配慮した商品作りを進めている。さらなる環境貢献のため、インクを入れる替芯の材料も環境対応することと、ユーザーに替芯交換をして1本のペンを長く使ってもらうことが必要と考え、環境対応した替芯「バイオチューブ」の開発に至った。
替芯のインクチューブにサトウキビ由来のバイオマスプラスチックを使用し、材料となる植物が育つ過程でCO2を吸収する。従来のサラサクリップを6本使用した場合と、バイオチューブ搭載サラサクリップ1本+バイオチューブJ F芯5本を使用した場合で比較すると、CO2排出量を48%削減できるとしている。
バイオチューブ搭載サラサクリップでは、ペン本体のグリップにもバイオマスプラスチックを使用し、また他の部品に再生プラスチックを使用。さらに、バイオチューブのパッケージは再生紙40%使用の紙製とし、ボールペン本体、替芯、替芯のパッケージにおいて、環境保護を意識する人の要望に応える。
バイオチューブ搭載サラサクリップのインク色は黒および赤で、ボール径は0.5mm。軸色は、黒インクがオーシャンブルーグリーン、アースブルー、ウォータークリアーの3色展開、赤インクはサンライズコーラルのみ。
バイオチューブJF-0.5芯のボール径とインク色はサラサクリップと同様。1本パック(110円)のほか、5本パック(550円)を用意する。
サラサクリップでは名入れ専用商品軸色として白(インク色は黒)も用意する。