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三井住友銀、10月から振込手数料を一部引き下げ

三井住友銀行は、10月1日から国内振込手数料を改定し、同行宛の個人の振込(SMBCダイレクト・ATM・窓口)については振込手数料を引き下げる。一方、現金を使った振込については手数料を引き上げする。

ATMを使った三井住友銀行の口座への振込手数料は、110円から無料に引き下げ。一方、ATMでの現金を使った同行口座への振込は、これまでの220~440円から550円に一律引き上げ。窓口における同行内の振込手数料は、口座出金が220円、現金が880円で、これまでの220~550円から変更。現金を使う場合は引き上げとなる。

また、同行口座経由の他行向けは、SMBCダイレクトが従来の165円(3万円未満)~330円(3万円以上)から154円~220円に引き下げ、ATMでのカード利用も3万円以上は330円から275円に引き下げられる。現金を使った他行向けのATM振込は880円となり、従来の385円~550円から引き上げ、窓口での現金を使った他行向け振込も770円から990円へ引き上げされる。

改定後の振込手数料
【参考】改定前

また、法人の振込も、口座を利用しない振込(ATM・窓口の現金振込)については、振込手数料が引き上げとなる。

三井住友銀行は、2023年3月から提供している個人向け総合金融サービス「Olive」など、デジタルチャネルを強化している。今回の改定も現金を扱う場合の手数料を引き上げながら、デジタルチャネル利用を優遇する形となる。