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カレンダーシェア「TimeTree」、AI読取が複数登録に対応

TimeTreeは、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」(タイムツリー)において、生成AIを活用して画像データから予定を登録できる「予定スキャン機能(ベータ版)」のアップデートを実施した。

今回のアップデートにより、最大10個までの予定の読み込みに対応した。これにより、例えば学校で配布されるプリントに書かれた月間の行事予定など、表形式の予定も、一度に読み込めるようになった。これまでは、写真や画像から1つの予定のみを読み込む形だった。

また、画像を読み込んでから予定情報が自動入力されるまでの応答速度も短縮。よりスピーディーに予定を登録できるようになっている。

複数の予定を一度に読み込む機能は、iOS 17以上で対応する。今後はアップデートによりAndroid向けにも提供される予定。

「予定スキャン機能(ベータ版)」は、iPhoneに搭載されたOCR機能と生成AIを活用し、画像から文字データを読み取り「予定に関連する情報」のみを抽出して、「TimeTree」アプリに予定を登録できる機能。画像に含まれる「予定タイトル」「予定の日時」「予定に関連したURL」「予定の行なわれる場所」などの情報を抽出でき、素早くの予定の管理が行なえる。

カレンダーシェアアプリ「TimeTree」は、共有とコミュニケーションを前提にしたカレンダーサービス。家族やパートナー、サークル、職場など、複数人での予定共有が簡単にできるのが特徴で、目的に応じたカレンダーを複数作成可能。2015年3月からサービスを開始し、2024年4月には全世界で登録ユーザー数が5,500万人を突破している。