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スマートリング「EVERING」、交通機関でのVisaのタッチ決済乗車対応

EVERINGが交通機関に対応

EVERINGは2日、キャッシュレス決済対応のスマートリング「EVERING」が公共交通機関での利用が可能となったと発表した。「Visaのタッチ決済」に対応した電車やバスにおいて、リングをかざして乗車に対応する。

「EVERING」(エブリング)は、Visaのタッチ決済に対応する指輪型のスマートリング。対応するリーダーにかざすだけでVisaのタッチ決済を利用できる。また充電不要で利用できるのも特徴。残高を専用アプリであらかじめクレジットカードからチャージしておくプリペイド式で、オートチャージも設定できる。1回あたりにチャージできる金額は3万円で、1カ月あたりにチャージできる金額は12万円。

サイズ展開はUS 4.5~13。本体は5気圧防水。本体はジルコニアセラミック製。価格は19,800円(Blackほか)~21,450円(Silver)で、月550円からの定額プランも用意される。タッチ決済のほか、スマートロックの「bitlock」と「セサミ」に対応しており、解錠・施錠の操作に利用できる。

EVERING

Visaのタッチ決済乗車対応の交通機関は、三井住友カードVisaが紹介している。

なお、2024年6月以前にEVERINGを使って公共交通機関への入場を試みた場合、鉄道等の事業者様側でEVERINGの利用を停止(乗車拒否リストへ登録)されている場合がある。その場合は、駅員のいる窓口などで乗車拒否リストからの解除の相談をする必要がある。乗車拒否リストは、「ディナイリスト」または「DL」と呼称する場合があるとのこと。駅員への申告の際に伝えるよう呼びかけている。