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キタムラ、写真館とプリクラの中間のようなセルフフォトブース
2024年6月25日 17:51
キタムラ・ホールディングス グループのピックハイブは、セルフフォトブース「Photomatic」のフラッグシップショップを、6月27日に渋谷区道玄坂にオープンする。営業時間は10時~22時。
リモコンを使って自分自身で撮影するセルフフォトブース。これまで代官山などで期間限定ブースを展開していたが、今回日本初となるフラッグシップショップをオープン。内装は、韓国で初めて同システムのセルフ写真館をスタートさせたPhotomaticが手掛ける。
フォトブースは3種類で、1階にPhotomaticのシグネチャーである箱型で上半身を撮影できるクラシックフォトブース4台と、2階に全身撮影できるマルチブース(通常/ハイアングル)2台を用意する。
全身やハイアングルで撮影できるマルチブースは、韓国を含めPhotomatic店舗史上初となる仕様。さまざまな画角のセルフフォト撮影を楽しめる。
カメラはミラーレス一眼カメラを使用。スタッフは常駐するが、操作は基本ユーザー自身が行なう。カメラ位置と設定は固定されており、複雑な操作なく、手軽に日常や記念日の思い出づくりをサポートする。
いずれも複数カット撮影でき、1枚のシートに1カットもしくは4カットを印刷可能。写真の仕上がりはカラーか白黒、明るさは3段階から選べる。出力する写真の枚数は2枚から選択でき、料金はクラシックフォトブースが700円/2枚、マルチブースが1,000円/2枚。画像のダウンロードも可能。
「加工されない」プリクラ
ピックハイブではセルフ写真館「PICmii」を新宿や渋谷に常設しているが、そちらは「写真館」の名の通り本格的なスタジオという印象。今回オープンするPhotomaticはいわゆるプリクラのような操作感で、予約も不要なためより気軽にセルフフォトを楽しめる。
プリクラと大きく異なるのは「加工がない」点。プロが設定したミラーレス一眼カメラで自然な仕上がりとなる。
店舗は道玄坂沿いに面しているためわかりやすく、店頭には箱型のクラシックフォトブースが1台されている。「飲み会の帰りにふらっと寄ってもらえれば」と同社広報は話す。
店舗外観は落ち着いているため、年齢や性別を問わず入りやすい印象。「昔はよくプリクラを撮っていたけど最近はあんまり」という人や、「気がついたら最近の自分の写真がないけど人に撮ってもらうのは気恥ずかしい」という人など、さまざまな用途で気軽に利用できそうだ。