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横浜開催の国際園芸博、公式キャラは「トゥンクトゥンク」

市民参加についての記者発表会に登壇した芦田愛菜さんと「トゥンクトゥンク」

2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」について、公式マスコットキャラクターの名前が「トゥンクトゥンク」に決定した。開幕1,000日前となる6月22日に、同博覧会の市民参加についての記者発表会にて発表された。

2027年国際園芸博覧会は、国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決等への貢献を目的としたイベント。テーマに「幸せを創る明日の風景」を掲げている。開催期間は2027年3月19日から9月26日。開催場所は旧上瀬谷通信施設(神奈川県横浜市)。

公式マスコットキャラクターの名前は、3月19日から4月8日までに一般公募。計6,076件が集まり、北原やえさん考案の「トゥンクトゥンク」が採用された。心臓の音を表し、「心臓の音は胸に耳をあてないと聞こえないことから、地球の声に耳を傾けよう、そしてみんなで手を取り合いつながって、たくさんの命あるものがときめくような、そんな地球になるようにと願いを込めて、この名前を付けさせていただきました」とコメントしている。

考案者の北原やえさん(左)
トゥンクトゥンク

開催計画として、参加者数は1,500万人(地域連携やICT活用など多用な参加形態を含む)。博覧会区域は約100ha(会場区域80ha)。

市民参加の事例は、同博覧会の会場となる旧上瀬谷通信施設跡地までの海軍道路1.5kmの沿道に花を植栽する、神奈川県立横浜瀬谷高等学校の生徒による活動「フラワーロードプロジェクト」が紹介された。

市民活動の事例として、神奈川県立横浜瀬谷高等学校の生徒による「フラワーロードプロジェクト」活動を紹介