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3日で構築「ニコニコ生放送(Re:仮)」開始 ニコ生難民の居場所に

ドワンゴは、大規模なサイバー攻撃を受けて一時停止中の「ニコニコ」で、ライブ配信サービス「ニコニコ生放送」の新バージョン「ニコニコ生放送(Re:仮)」(りかり)を19日18時からサービス開始した。

ニコニコは、サイバー攻撃により、6月8日から停止中。本格的な復旧には1カ月程度かかる見込みと発表している。サービス停止中でも、ユーザーがリアルタイムで交流を楽しめるよう、14日に「ニコニコ動画(Re:仮)」が公開されたが、新たに「ニコ生」でも、開発チームの有志によって3日間で構築された「ニコニコ生放送(Re:仮)」をスタートする。

ニコニコ生放送(Re:仮)は、サービス負荷を考慮し、ライブ配信番組の視聴やコメント投稿など必要最低限の機能を備えたバージョンとなる。初期リリースでは単一チャンネルからスタートし、現在YouTubeで配信中の「サイバー攻撃からのニコニコ復旧を見守る場所」を常設するほか、来週以降はボカロ/ゲーム/音楽/2.5次元/VTuber/声優/スポーツ/ニュース報道などのジャンルから過去に放送した公式番組を中心に配信する。チャンネル数は順次増やしていく予定。

アカウントなしで無料で視聴可能で、ニコニコ公式番組のみの対応となるまた、アクセス集中を避けるため、国内からのみ利用可能。