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「しながわクルーズ」通年運航 東京湾や目黒川を屋形船・観光船で巡る
2024年6月14日 12:18
品川区は、Tokyo Sea Tripと共催で屋形船や観光船で水辺を巡る「しながわクルーズ」の通年運航を、6月15日より実施する。
品川区内には、目黒川や天王洲運河、京浜運河といった水辺があり、その周辺にはアートの島「天王洲アイル」や「しながわ水族館」、宿泊施設など観光スポットが点在している。品川区はこれらの観光資源を積極的に活用し、水辺観光の定着と水辺資源の多面的活用を図り、'23年11月から12月の16日間しながわクルーズを運航。東京湾クルーズが予約開始1週間程で完売するなど好評だったという。
6月からは、品川区におけるクルーズのさらなる知名度向上やニーズ・課題の把握を目的に毎月の運航を試行する。天王洲アイルやしながわ水族館のイベント、五反田の宿泊施設などの水辺観光資源と連携した便を造成し、区におけるクルーズのポテンシャル向上に繋げる。
6月、7月の便は、クルーズの拠点となる東品川二丁目船着場に隣接する「アイルしながわ」で開催される天王洲ハーバーマーケットに合わせた運航とし、また、一部の便ではしながわ水族館とタイアップした便を設ける。
6月・7月の便は「東京湾クルーズ」「目黒川クルーズ」「京浜運河クルーズ」の3つ。
東京湾クルーズは展望テラス付き屋形船で、東品川(天王洲アイル)~お台場を周遊する。屋形船の展望デッキから東京湾の景色を楽しめる便で、最終便の夜便は東京湾や天王洲の夜景を楽しめる。1日便数は5便、運航時間は約70分、時間帯は昼間~夜間。乗船料金は大人1,500円、子ども800円、最終便のみ大人2,000円、子ども1,000円。
目黒川クルーズは観光船で、東品川(天王洲アイル)・五反田間を運航する。天王洲アイルと五反田の景色の移ろいを楽しめる。1日便数は6便(片道換算)、運航時間は30分、時間帯は夕方。乗船料金は片道大人1,000円、子ども500円、往復大人1,500円、子ども800円。
京浜運河クルーズは展望テラス付き屋形船で、東品川(天王洲アイル)・しながわ水族館間を運航する。東京モノレールやガントリークレーンを間近で観覧できるほか、展望デッキから東京湾の風景を楽しめる。しながわ水族館とタイアップした特別便もラインアップする。1日便数は6便(片道換算)、運航時間は約40分、時間帯は昼間~夜間。乗船料金は片道大人1,000円、子ども500円、往復大人1,500円、子ども800円。
なお、雨天時の展望テラス付き屋形船は船内のみで、展望デッキには出られない場合がある。8月以降のコースや日程は未定。