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キングセイコー、優美でフォーマルな新シリーズ「KS1969」登場
2024年6月7日 10:00
セイコーウオッチは、「キングセイコー」の新作として、新シリーズ「KS1969」を発表した。レギュラーモデル3機種、限定モデル1機種を7月6日に発売する。機械式の腕時計で、いずれも価格は396,000円。
「KS1969」シリーズは、「キングセイコー」のヘリテージモデルを進化させた、ドレスウォッチの新シリーズ。キングセイコーは1960年代後半から1970年代にかけて、さまざまなケース形状のモデルを開発。そのアーカイブの中から、2022年のブランド復活時に登場した“KSK”シリーズに続き、2024年は“KS1969”シリーズが登場する。
その「KS1969」シリーズは、1969年に発売されたアイコニックなモデルをデザインソースとする、優美なドレスウォッチのシリーズになる。一般的に“クッションケース”などと呼ばれる、なだらかな曲線のシルエットを備える。ドレスウォッチとは、フォーマルなシーンにも対応する腕時計の総称。
ケースは、薄さが際立つ特徴的な曲線で、鏡面仕上げ。丸みを帯びたボックス型サファイアガラスが組み合わされる。セイコーの現行機種で最も薄い自動巻ムーブメント「キャリバー6L35」を搭載し、ケース厚は9.9mmという薄型化を実現している。
ブレスレットは、1970年代のキングセイコーから着想を得て、新たに開発した多列のブレスレット。鏡面とヘアライン仕上げの組合せにより、腕に着用した際に光を反射してきらめくデザイン。しなやかに動く短いピッチのこまで構成され、低重心の薄型ケースを組み合わせることで装着感を高めている。
12時のインデックスには、「的」に向かって真っすぐに飛んでいく矢の「矢羽根」のような多面カットが施され、「未来に向かって確かな時を刻み続けるキングセイコーの姿勢」が表現されているという。
ダイヤルのカラーは、キングセイコー生誕の地であり、歴史と未来が交錯する「東京」がモチーフ。シルバー、パープル、グリーンの3種類がラインナップされる。シルバーダイヤルの「SDKA017」は、東京の現代の街並みがテーマで、新たに開発された型打ち模様により、上品な光沢感が特徴。パープルダイヤルの「SDKA019」は、古くから人々に愛されてきた伝統色「江戸紫」を新色で表現している。グラデーションを施したグリーンダイヤルの「SDKA021」は、緑豊かな都市である東京の姿を表現した。
SEIKOブランド誕生100周年記念限定モデル「SDKA023」も登場する。数量は世界限定700本、うち国内300本。ダイヤルには、2024年の干支であり、繁栄の意味を持つ龍の鱗紋様が、新規の型打ちパターンで表現される。また、ダイヤルカラーには、生命の源であり龍を象徴する「清流」のような、爽やかなライトブルーグリーンが採用されている。
共通スペック
ムーブメントは機械式で自動巻のキャリバー「6L35」を搭載。精度は平均日差+15秒~-10秒。パワーリザーブは約45時間。振動数は28,800振動/時。石数は26石。
ケース・ブレスレットはステンレススチール製。風防は内面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス。防水性能は5気圧防水。大きさはケース径が39.4mm、厚さが9.9mm。
大谷翔平選手を起用したキャンペーンも
セイコーは、「キングセイコー KS1969」の「SDKA017」(シルバーダイヤル)を着用する、大谷翔平選手の新広告ビジュアルを6月6日から公開した。
この大谷翔平選手新広告ビジュアル公開を記念して、6月7日から「大谷翔平選手 ボブルヘッドキャンペーン」が実施される。「キングセイコー」をセイコーの店舗で購入したユーザーに先着で、「キングセイコー オリジナル 大谷翔平選手 ボブルヘッド」がプレゼントされる。数量限定で、なくなり次第終了する。
キャンペーンの対象店舗は、セイコーフラッグシップサロン、セイコードリームスクエア、セイコーブティック、セイコーウオッチサロン、セイコーオンラインストア。