ニュース

都内にドローン実験場「板橋ドローンフィールド」

三井不動産と日鉄興和不動産は、9月末に竣工予定の街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT 東京板橋」に併設するドローン実証実験場の名称を「板橋ドローンフィールド(板橋DF)」に決定した。日本UAS産業振興協議会、ブルーイノベーションが施設監修・運営を担う。

東京都23区内に位置しながら、広大な敷地を活かしたドローン飛行用のフィールドを設け、倉庫の一部スペースをドローン事業者等への賃貸用R&D区画として整備する。これにより、ドローンによるラストワンマイル配送や災害時の支援物資搬送等の実証実験の場を提供する。

4者は、物流業界や建設業界における「2024年問題」などさまざまな社会課題の解決に向けたドローンの利活用について、スタートアップやアカデミア、公的機関等、業界の垣根を越えた連携を図り、ドローン業界全体の産業発展に寄与していくことを目指すとしている。

MFLP・LOGIFRONT 東京板橋は、三井不動産と日鉄興和不動産による街づくり型物流施設。東京都板橋区に位置し、都営三田線「西台」駅から徒歩約10分、首都高速5号池袋線「中台」出入口までは約2.7kmとアクセスに優れる。建物は地上6階建て、敷地面積は約93,200m2、延床面積は25万m2超、ワンフロア約11,000坪と東京都内最大の物流施設としている。