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ローソン、カスハラ対策で店員の「名札」をイニシャルに

ローソンは、カスタマーハラスメント対策の一環として、店舗従業員が着用する名札において、「イニシャル表記」や「アルファベットによる任意の文字」を可能とする。また、身だしなみに関する規定も一部改訂する。

店舗で働く従業員を、客による暴言や脅迫、不当な要求などの「カスタマーハラスメントから守るための取り組み。

これまでローソン従業員が着用する名札は、実名(苗字)記載を基本としていた。しかし、昨今の状況やプライバシー保護等の観点などから、店舗の判断で「役職+任意のアルファベットまたはイニシャル」表記を可能とした。なお顔写真の掲載は、2020年1月をもって終了している。

また、店舗で働く従業員の多様化を受け、身だしなみに関するマニュアルを改定。宗教上の理由から頭髪を覆う布類の着用を認めることとした。身だしなみマニュアルの頭髪についての規定に、「宗教上頭髪を覆う布類を着用することを認めます」の一文を追記している。