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Uber Eats、“エコな容器包装”調達ガイドライン公表

Uber Eats Japanは、持続可能性に配慮した容器や包装の定義を明確化した。グローバル指針やアメリカ本社の基準を元に、WWFジャパンが監修、日本の実態なども踏まえて作成された。

Uber Eatsでは、2030年までに、世界中の全注文において、持続可能性に配慮した容器包装等に転換する目標を掲げており、日本を含むアジア太平洋地域は先行して、2025年までに全注文の80%を転換するのが目標になっている。

今回の発表では、「持続可能性に配慮した容器包装等」がどのようなものか、定義が明確化されている。

容器についてはまず、適切に再使用できる仕組みが構築された環境で、エコマーク認定製品(No.121)を含む、繰り返し使える「リユース容器」の使用を推奨している。

プラスチックはリサイクル素材を

使い捨てのプラスチックは、基本的にバージン素材を避け、リサイクルされた再生プラスチックを推奨する。

バージン素材の使い捨てプラスチックは、国際的に規制が検討されているPFASなど特定の化合物を含むものは使用禁止を名言。リサイクルの妨げになる素材や有害性が懸念される素材も具体例を挙げた上で、「使用を避けることを強く推奨する」と定義している。

使い捨てプラスチックのうち推奨されるのは、リサイクルされた再生プラスチックを一定割合使用したもの。またプラスチックの再生可能性を担保する、「リサイクルできるプラスチック」も推奨される素材となる。

バイオマス素材は認証制度を確認

再生紙や木材、植物などから作られるバイオマス素材については、原料生産にあたって不適切な伐採や土地転換で自然生態系が破壊されていないかが担保されていることが重視され、素材ごとに有効な認証制度が案内されている。将来的に、日本での取り組みでは、バイオマス素材はこれらの認証を受けたものが必須になる。

バイオマスプラスチックについては、RSB認証やエコマーク認定基準に準拠しているものが認証として推奨される一方、再生可能性の担保の観点から、一部の指定素材以外の導入は推奨されない。

なお、Uber Eats Japanでは、レストランパートナー専用ストアにて、サステナブルな包装グッズを販売している。