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メルカリのビットコイン取引、暗号資産口座開設数で業界1位に

メルカリは、ビットコイン取引サービスの暗号資産口座数が220万口座を超え、直近1年の暗号資産口座開設数が業界No.1になったと発表した。

日本暗号資産取引業協会の発表では、直近1年(2023年3月〜'24年3月末)の新規口座開設数は約310万口座。同期間のメルコインの暗号資産口座開設数は約191万口座で、全体の過半数となる61.5%を占めたという。また、'24年3月末時点の口座数はメルカリ(メルコイン)が202万口座で、コインチェックが198万、GMOコインが約63万口座で、大手暗号資産交換事業者を超える口座数となった。

メルカリは、2023年3月にビットコイン取引サービスの本格展開を開始。1年強で220万口座まで拡大した。メルカリのビットコイン取引サービスは、これまでビットコイン取引を行なったことがない人を中心に拡大。ユーザーの83%は暗号資産取引が初めてで、新たな層を獲得しているという。

2月には、メルカリの買い物で利用できる「ビットコイン決済」に対応。5月には、ビットコインだけでなく、新たな暗号資産としてイーサリアムも利用可能になった。イーサリアムに対応したが、サービス名は「メルカリのビットコイン取引サービス」としている。