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ヒカリエ裏に「渋谷アクシュ」7月8日開業 青山とつながる大型複合施設
2024年5月21日 16:35
渋谷二丁目17地区市街地再開発組合と東急は、渋谷駅東口エリアに建設する大型複合施設「渋谷アクシュ」(SHIBUYA AXSH)の開業日を7月8日に決定した。23階建のビルで、商業施設が入る1~4階のテナント、パブリックアートなどが発表されている。
渋谷駅東口エリアの渋谷駅から青山方面へと続く地域、通称“青渋”は、幹線道路に囲まれオフィス中心だったことから、人々が集い、賑わいが生まれる場所が不足しているという課題があったという。そこで渋谷アクシュは「TSUNAGI-BA」をコンセプトに、渋谷二丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとの繋がりを活かし、“青渋のアイコン”になることを目指すとしている。
渋谷駅方面と青山方面にそれぞれの玄関口となる広場が設けられる。渋谷駅方面の広場は、大型シースルービジョンの設置やキッチンカーの出店などにより賑わいを創出する。
青山方面の広場では、現代アートギャラリーやアートバーを出店するNANZUKAのパブリックアートプロジェクト「NANZUKA PUBLIC」により、訪れる人々がさまざまな形でアート作品に触れる機会を創出する。アート作品は年に2~3回ほど入れ替えながら継続的に展示する予定で、第1弾は世界的に活躍するフランスのアーティスト・Jean Jullien(ジャン・ジュリアン)氏の作品に決定している。
1~4階に15のテナント
1~4階の商業施設には、新業態や初出店の店舗を含む飲食テナント、アートギャラリー、健診センターなど、15テナントが出店。これまでは“通り道”だった青渋エリアが交流の場になり、さまざまな利用シーンを彩る店舗が軒を連ねるという。
通勤・通学前後やランチ、ディナーなど時間帯・用途別における“賑わい”を生み出す飲食テナントには、ワーカーや学生のニーズが高いカフェが3店舗出店するのをはじめ、東京初出店となる沖縄・恩納村発のハワイアンカフェ&ダイナー「haleʼaina HOA」、日本橋の老舗塩問屋「中井商店」が初出店する日本料理店、世界中の逸品を扱う輸入卸が展開する新業態のスペイン発カジュアルレストラン「Cerveza JPN」などが登場する。