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東京メトロ有楽町線・南北線延伸へ前進 東京都が環境影響評価

有楽町線延伸

東京都は、東京メトロ有楽町線の豊洲~住吉間建設事業、および南北線の品川~白金高輪間建設事業について、環境影響評価書を東京都知事(環境局)に提出した。

有楽町線延伸は豊洲駅から住吉駅までの約5.2km、南北線延伸は白金高輪駅から品川駅までの約2.8kmを延長する計画。工事予定期間はいずれも約10年となっている。

南北線延伸

有楽町線延伸による効果として、国際競争力強化の拠点である臨海副都心と都区部東部の観光拠点等とのアクセス利便性の向上や、東西線の混雑緩和等が期待されている。

南北線延伸については、六本木等の都心部と、リニア中央新幹線の始発駅となる品川駅や国際競争力強化の拠点である同駅周辺地区とのアクセス利便性の向上が期待されている。

環境影響評価では、「騒音・振動」「土壌汚染」「地盤」「水循環」「史跡・文化財」「廃棄物」の6項目を選定し、事業の実施が環境に及ぼす影響について、予測・評価を行なった。都市計画決定等を経て、工事着手へと進められる。

有楽町線延伸の工事着手までの流れ