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「GO」がEV充電サービス参入 スポット検索・予約・決済完結する「GO Charge」

GOは、EV急速充電スポットの検索・予約・決済の一連の利用がオンラインで完結できるEV充電サービス「GO Charge」を、6月に神奈川県横浜市で商用車向けに提供を開始する。個人向けも視野に全国で順次拡大予定。

GO Chargeは、街中に設置されているEV急速充電スポットの検索・予約・決済の3ステップをオンラインで完結できるサービス。GO Charge急速充電スポットは、パートナー企業の協力のもと設置する横浜市内の4カ所・計8口を皮切りに、商用車向けから提供を開始する。

GO Chargeの急速充電スポットは、コンビニエンスストアの敷地内などに、最短約15分程度での充電が可能な100kWの超急速充電器が設置されている。GOが調達する、再生可能エネルギー100%電力を提供する。

利用方法は、オンラインで申込み後、審査を経て充電カードと専用アカウントが発行される。その後、スマホで充電スポットの検索、予約をすれば、予約した時間に充電できる。今回開始する横浜市では、5月9日から先行申込受付を開始した。

料金プランは従量課金(kWh)を採用。基本料金なしで使った分だけ支払う「ライト」(1kWhあたり88.99円)、車両の走行距離が長く充電の使用頻度が高い場合に従量単価が安くなる「スタンダード」(1kWhあたり44円)の2プランを用意する。スタンダードの月額基本料金は4,180円。

個人利用に比べて自動車の稼働率が高い事業利用(商用車等)におけるEV化が温室効果ガスの効果的な削減に寄与するものと期待されている一方、自社所有地内に充電器を設置できない企業も多い。加えて、運行中に立ち寄れる充電スポットの不足、充電に約1〜2時間を要するケースもあり商用には不向きといった課題がある。こうした課題を解決するためGOは、横浜市を皮切りに、全国でGO Chargeが利用できるよう、EV急速充電スポットの設置を進める。