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パナソニック、高齢者の転倒対策フローリング「衝撃吸収フロアー」

パナソニック ハウジングソリューションズは、高齢者の転倒に配慮した新感覚フローリング「衝撃吸収フロアー クラウドステージ」を5月7日に発売する。価格は部屋の大きさによって変動するが、16m2あたりで858,440円。

転倒時の衝撃を吸収するフローリング。日本における65歳以上の高齢者人口は総人口の29.0%となっており、高齢者の総人口に占める割合では世界の中でもっとも高くなっている。こうした超高齢化社会を支えていくなかで、寿命全体のうち、健康な状態で過ごす期間となる健康寿命の延伸が重要な課題とされており、特に高齢者の転倒は大怪我につながりやすいため、製品開発に至った。

Magic Shieldsが開発した衝撃吸収層の「メカニカルブロック」を採用し、転倒時の衝撃を大幅に軽減。衝撃荷重値比較試験では、通常のフローリングと比較して衝撃荷重が約50%低減した。

フローリングに近い歩行感を特徴としており、通常歩行時の体重がかかってもへこみが少ない。床の歩行感比較(主観評価)で同社の一般床材と比較しても、歩行のしやすさ、歩行時の安定感ともに同等の結果となった。

衛生・メンテナンス面も配慮し、床材表面は汚れが拭き取りやすい塩ビ製の表面シート仕上げで、ワックスなしで美しさが長持ちする。床を張り替える際は、メカニカルブロックを残したまま表面シートの交換が可能。

施工期間は、一般的な居室(約18m2)の場合は約1日で完成する(24時間以上の養生時間が必要)。

色柄は、ブラウンウォールナット、ナチュラルオーク、グレージュウォールナットの3柄を用意。