PayPay、海外のWi-Fiで一部機能が利用可能に　取引履歴や保険契約確認

海外のWi-Fi接続下で表示される画面のイメージ

PayPayアプリの一部機能が海外でWi-Fi接続下で利用可能となった。PayPayとPayPayカードの取引履歴やカード番号などがPayPayアプリ上で確認できるほか、ユーザーが海外でPayPayカードを利用した際に、利用速報で日本円に換算された金額を把握できるようになる。

PayPayは日本国内向けのサービスだが、一部の機能が海外でWi-Fi環境において使えるようになる。PayPayの取引履歴やPayPayカード番号確認のほか、ユーザーが「PayPayほけん」の「あんしん海外旅行」などに加入している場合、契約内容がPayPayアプリ上で確認できる。また、保険金請求も海外から行なえるようになった。

ただし、決済や「送る・受け取る」などの機能は対象外。PayPayの利用履歴も、日本国内における過去の取引履歴の閲覧となる。

海外で利用できない機能を選択した場合は、エラーメッセージが表示される

これまで、PayPayユーザーが旅行などで海外に行った場合、スマホが海外のWi-Fiの接続では、PayPayアプリを開けなかった。一方、PayPayのユーザーは6,300万を超え、さまざまな場面での利用が増えたことから、海外での旅行中や出張中などでもPayPayアプリを開いて、情報を確認できるようにした。

ユーザーが海外のWi-Fi接続下でPayPayアプリを開くと、利用可能な機能に限定された海外専用のホーム画面を表示。必要な情報を確認できる。