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江東区「若洲公園」にオートキャンプ・コテージ・アスレチック
2024年4月5日 12:00
江東区は、若洲公園整備事業の公募設置等予定者を、建設技術研究所を代表企業とする「ECOPAグループ」に決定した。キャンプ場にオートキャンプやコテージ等、公園施設として対象年齢に応じたオリジナル遊具やアスレチックを設置する。
江東区立若洲公園は、面積3.2haの多目的広場と面積5.5haのキャンプ場からなる公園。キャンプ場では日帰りでのバーベキュー、宿泊キャンプができるほか、経験者がいればキャンプファイアーも可能。多目的広場は日本最大級の巨大な風車のある全面芝生の広場で、アスレチックが設置されている。所在地は東京都江東区若洲3-2-1、アクセスは新木場駅からバス15分など。
開園後30年以上経過し老朽化および劣化が進んでいることから、江東区はPark-PFIを活用した官民連携事業による整備・管理運営等を計画し、事業者公募を実施していた。
ECOPAグループはキャンプ場について、キャンプサイトの全面リニューアルを提案。オートキャンプ、コテージ、シーサイドデッキなど、多様なサイトを整備し若洲公園にしかないキャンプ体験を提供する施設を計画していることが評価された。
特定公園施設の整備においては、対象年齢に応じたオリジナルの遊具やアスレチックの設置、日陰の創出や屋根付きエリアでのインクルーシブ遊具の導入など、季節や利用者の属性に応じた遊具等を提案している。
また、賑わいを公園全体に広げるため、公園の南北をつなぐプロムナードを整備。プロムナード上部に太陽光パネルを設置したコリドーを置く計画で、江東区が掲げる若洲公園整備方針のメインテーマ「親子で過ごす江東区版ゼロカーボンパーク」に合致する提案を行なった。
そのほか、環境関連イベントや地域貢献型イベントなどのイベント開催についても検討する。
今後のスケジュールは、協定締結やリニューアル工事を経て、2027年度の開園を予定している。
ECOPAグループは、建設技術研究所、フロンティアコンストラクション&パートナーズ、環境デザイン研究所、東亜道路工業、長谷萬の5社で構成される。