ニュース

セイコー 5スポーツに新シリーズ「SNXS」 ヘリテージデザインを身近に

セイコーウオッチは、腕時計ブランド「セイコー 5スポーツ」において、新たな「SNXS」シリーズを始動、色違いの3機種を5月10日に発売する。機械式の腕時計で、価格は53,900円。

「セイコー 5スポーツ」は日本製のメカニカルムーブメントを搭載するカジュアルウォッチブランド。「SNXS」シリーズは、既存のSKXシリーズ、Fieldシリーズに続く新シリーズとなる。

「SNXS」シリーズの特徴は、EDC(Everyday Carry)=「日々持ち歩く相棒」をコンセプトに、過去の名作・ヘリテージデザインの質感を進化させたというもの。過去、世界中で愛されたというセイコーのスポーツウォッチ「SNXSモデル」がベースになっている。

SNXSモデルの特徴であるコンパクトなサイズを、ケース径37.4mmとして実現。当時の開発部門が「へびたま」と愛称をつけていたという、中央が膨らんだ流れるようなケース形状や、その流れを邪魔しない4時位置のりゅうずを踏襲しながら、さまざまな改良を加えて進化させている。

SBSA253

スポーティなイメージのダイヤルには、金属の輝きを放つ11カ所のバーインデックスを配し、時分針は先端をカットし上面を峰の形状に仕上げた精緻な形状。どちらにも夜光塗料のルミブライトが塗布される。秒針は、1970年代の5スポーツで多く採用されていたオレンジ色を採用した。

SBSA255

ケースはかん足(ラグ)の位置を腕に沿わせて落とし、腕なじみの良い形状に進化。筋目と鏡面の仕上げ分けを施し、高い質感を実現する。新開発のメタルブレスレットは、ほどよい重量と腕なじみの良さを両立、かまぼこ形状の立体的な駒による陰影で、新しさと懐かしを併せ持つクラシカルな印象に仕上げたという。

ムーブメントは機械式で自動巻のキャリバー「4R36」を搭載。精度は平均日差+45~-35秒。パワーリザーブは約41時間。振動数は21,600振動/時。石数は24石。

ケース・ブレスレットはステンレススチール製。風防はカーブハードレックス。裏蓋はシースルーバック。防水性能は10気圧防水。大きさはケース径が37.4mm、厚さが12.5mm。

セイコー 5スポーツ SNXS SBSA253、53,900円
セイコー 5スポーツ SNXS SBSA255、53,900円
セイコー 5スポーツ SNXS SBSA257、53,900円