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福岡市地下鉄、クレカタッチ乗車を本格導入 「1か月最大料金サービス」も

福岡市地下鉄は、クレジットカードによるタッチ決済乗車サービスを4月1日から本格導入する。夏頃には、1カ月間どれだけ乗っても最大で12,570円となる新サービス「1か月最大料金サービス」を開始する。

福岡市地下鉄では2022年5月からタッチ決済乗車サービスの実証実験を実施しており、これを本格導入する。対象駅は全3路線、全36駅。決済ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVER、銀聯。Mastercardは今後追加予定。

路線図
自動改札機
有人改札口

夏頃には新たにタッチ決済を対象とした「1か月最大料金サービス」を開始する。毎月1日から末日までの1カ月間、どれだけ乗っても最大で12,570円となる。事前にチケット等を購入するものではなく、タッチ決済により乗車した場合、12,570円を超えた金額が請求されない。

従前より実施している「1日最大料金サービス」も引き続き対応を予定。1日の利用額が640円を超える場合、640円を超えた利用額を割引し、請求額を640円とする。

そのほか、4月1日より障がい者割引・小児料金もタッチ決済乗車で利用可能となる。いずれも乗車料金が半額となる。このサービスを利用する場合は自動改札機を通過するのではなく、駅窓口で同サービスの利用を申し出て、駅係員が対象者の確認を行なった上で係員端末にて設定を行なう。その後、有人改札口の「入場」側カードリーダーにタッチして入場する。出場時は申し出は不要で、改札機、有人改札口のどちらでも可能。