JAL、新たな特典制度「Starグレード」 4月開始　ラウンジ利用や優先搭乗

JALは、1月から開始した「JAL Life Status プログラム」において、Life Statusポイントの積算対象サービスを拡大するほか、獲得したポイントに応じて付与される「Star グレード」(グレードごとの特典利用)を4月から順次導入する。

4月1日から導入されるStar グレードは、獲得したLife Statusポイント数に応じた6つのグレードを導入。Star グレードごとに特典を用意する。

250ポイントで「JMB eJMB elite」、500ポイントから「JMB elite plus」となり、以降1,500ポイント以上で「JGC Three Star」、3,000ポイント以上で「JGC Four Star」、6,000ポイント以上で「JGC Five Star」、12,000ポイント以上で「JGC Six Star」とアップグレードしていく。

たとえば250ポイントの「JMB elite」では、モバイル通信データの無料提供やタクシー利用の割引、ツアー割引と、ラウンジサービスを利用できるクーポン券を提供。12,000ポイントの「Six Star」では、マイルの有効期限無制限や無料空港宅配サービス、ホテル優待、提携社ステイタス提供、搭乗時の優先サービス、ラウンジサービスなどさまざまな特典が含まれる。

4月2日からは、JALマイレージバンクアプリにおいて現在のStar グレードの獲得状況、次の基準達成までに必要なポイント数を簡単に確認できるようにする。

Life Status ポイントの積算対象サービスについては、これまでJALグループ便への搭乗、JALカード、JAL Payでの決済など5つのサービスが対象だったが、JALでんきやJAL機内販売、ジャルパックツアー、JALふるさと納税など10のサービスを追加。よりLife Status ポイントを貯めやすくする。

JAL Life Status プログラムは、対象サービスの利用実績に応じて積算される生涯実績ポイント「Life Statusポイント」の総保有数に応じ「JALグローバルクラブへの入会資格」や「Starグレード」を提供するプログラム。マイルと異なり特典交換などには利用できない。