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JR九州、クレカタッチ決済改札の実証を2年延長 26年3月まで

設置機器

JR九州は、鹿児島本線、香椎線、指宿枕崎線の一部駅で実施しているクレジットカードのタッチ決済で自動改札機等の入出場を行なう実証実験を、'24年3月31日までの予定から2年延長し、'26年3月31日まで実施する。

実証実験を開始したのは'22年7月で、当初の計画では'23年3月末までとしていたが、'24年3月末までに延長していた。今回は再延長となる。開始当初の対象ブランドはVisaのみだったが、その後JCB、American Expressを追加。対象駅についても鹿児島本線5駅から、現在は3路線、合計68駅まで拡大している。

延長の理由として、各エリアで対象駅拡大を実施して間もないこと、'25年の大阪・関西万博開催による九州地区への波及効果等の検証の2つを挙げている。

現在の対象駅は福岡エリアが50駅、鹿児島エリアが18駅。具体的には、福岡エリアが鹿児島本線 門司港駅~久留米駅の全駅(49駅)および香椎線 海ノ中道駅(1駅)、鹿児島エリアが指宿枕崎線 鹿児島中央駅~指宿駅の全駅(18駅)。福岡エリアと鹿児島エリアをまたいだ利用はできない。

実証実験を通して引き続き、日常での利用・訪日外国人を含む来街者の利便性の向上やサービスの効果について、検証を進める。