ニュース
赤坂TBS前に40階建て新ランドマーク 劇場・ホール整備でエンタメシティへ
2024年3月13日 16:50
三菱地所は、TBSと共同で推進する、赤坂のTBS近くの再開発「赤坂二・六丁目地区開発計画」について、起工式を実施し新築工事に着手したと発表した。
再開発プロジェクト「赤坂二・六丁目地区開発計画」は2021年11月に国家戦略特別区域の認定を受けたほか、2024年2月9日には民間都市再生事業計画として国土交通大臣による認定を受けている。
プロジェクトのビジョンは、TBSのコンテンツ発信を中心に据えた「赤坂エンタテインメント・シティ」。劇場やホールが新たに整備され、エンターテイメント関連企業やスタートアップ企業、クリエイターが集う施設を設ける。また2008年オープンの赤坂サカスとも連携し、一体となって街や空間づくりを行なっていく。
プロジェクトは東京メトロ千代田線「赤坂駅」に直結したエリアで、2棟と2つの街区で、地下2階~地上にかけて、駅とまちの境界を感じさせない駅前空間や広場(合計約4,900m2)を整備する。
街の歴史などから建物計画のモチーフは「舞」とする。赤坂エリアを代表する、国際水準のハイグレードなホテルを整備。劇場は最新配信設備を備え、世界水準のコンテンツを発信していく。防災設備も充実させ、帰宅困難者向け一時滞在施設や防災備蓄倉庫、災害時の一時待機場所を整備する。
東街区(赤坂二丁目)は、地上40階、地下4階、高さ約207mのビルが建築され、オフィスや店舗、インキュベーション施設が入る。敷地面積は約8,762m2、延床面積は約167,650m2。建物竣工は2028年3月末、全体竣工は2028年10月末を予定する。
西街区(赤坂六丁目)は地上18階、地下3階、高さ約100mのビルが建築され、劇場やホール、ホテル、店舗などが入る。敷地面積は約5,415m2、延床面積は約38,150m2。竣工は2028年3月末を予定する。