LINEドクター、オンライン花粉症診療で伸長

LINE ヘルスケアは、オンライン診療「LINEドクター」が2月まで3カ月連続で過去最多の受診件数を記録し、利用が大幅に伸長していることを明らかにした。花粉症診療が拡大しているためで、オンライン診療が花粉症対策として定着しつつあるとしている。

2024年は例年より早く花粉の飛散が開始。花粉症診療の需要も高まり、2023年12月から2024年2月までの3カ月連続で、LINEドクターは過去最多の診療件数を記録した。また2月は昨年比で約2倍に伸長した。

オンライン診療の月間推移

花粉症の診療件数は、診療全体の約3割に拡大。2月は前月から約5倍に、前年比で約4.5倍になったほか、花粉の飛散が全国に広がる3月は、さらに伸びてピークに達する見込み。同社では、「LINEドクター」などオンライン診療が有効な花粉症対策として定着しつつあるとしている。

花粉症の診療ニーズ

オンライン診療のLINEドクターは、外出することなく「LINE」のビデオ通話機能で医療機関の診療が受けられるほか、処方薬の配送サービスにも対応しており、忙しいユーザーにも最適な手段としている。