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イオンレイクタウン、増床リニューアル アウトレットに2階建て新棟

レイクタウンOUTLET 増床棟

イオンモールとイオンリテールは、イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)の大規模なリニューアルを'23年3月から'25年にかけて実施しており、'24年3月29日にレイクタウンOUTLETを増床リニューアルグランドオープンする。kaze、moriにおいてもアウトレットに先行し、順次リニューアルオープンする。

今回はリニューアルプロジェクトの第2弾。第1弾は昨春、kaze、moriにおいて、ファッション・雑貨をはじめとした専門店など約40店舗を刷新した。

第2弾リニューアルでは、レイクタウンOUTLETに2階建ての増床棟を新設。インターナショナルブランドやライフスタイル提案型ブランドなど、増床棟、既存棟合わせて新規34店舗を含む64店舗を刷新する。

増床棟には、ファッションブランドの「BOSS」、「BROOKS BROTHERS」、「FURLA」、「Kate Spade New York」、「LANVIN COLLECTION」が新たに出店するほか、スウェーデンのブランド「DANIEL WELLINGTON」が、時計やアクセサリーに加えてウェアやスーツケースなどを取り扱うフルカテゴリーストアとして日本初出店する。

また、インテリア&ライフグッズの「CLASKA Gallery&Shop “DO”」のアウトレットショップとして「CLASKA STOCK」が全国初出店する。

そのほか既存棟も含め新規出店となるのは、「アニエスベー」、「FREAK'S STORE」、「Reebok」、「THE COSMETICS COMPANY STORE」、「GREGORY」など。ナイキ、プーマ、コーチなど既存店舗の拡大リニューアルも実施する。

増床棟の外装コンセプトは「みずうみのほとり ゆらぐしろ」。水辺で美しく存在感を持つ建物であるための「白」を基調とし、増床棟の前面には水面が滲むような揺らぎを素材・色・光を使って表現している。

内装コンセプトは「Garden Park」。歩くのも休憩するのも楽しくなる明るいくつろぎの場所になるよう、人工芝を一面に敷き詰め、木調ベンチを設置し、庭園のような空間を提供する。

施設面では、増床棟にkazeと接続するブリッジを新設するほか、既存棟のmoriと接続するフォレストブリッジを3街区(3rd Ave.)の2階へダイレクトに接続する。空の広場のデッキも延伸し、雨に濡れることなく施設間を移動できるようにする。また、大相模調整池沿いにレストスペースを新設する。

kazeでは3月15日より順次、新規8店舗を含む32店舗を刷新。「知」「美」「健康」をテーマとした「ライフ&ビューティフルゾーン」を新設する。1階「翼の広場」には、イベントや地域行政、災害時の情報を発信する270型の大型サイネージを導入する。

大型サイネージ

施設内で飲食店舗が最も多く集まるmoriでは、新規16店舗を含む38店舗を刷新するほか、フードコート内「Kids Forest」を全面リニューアル。座面の幅と奥行きにゆとりを持った設計とし、赤ちゃんを横に寝かせることができるソファ席や、乳幼児と対面で食事ができるカウンター席を新たに設ける。

Kids Forest全体図
ソファ席(左)とカウンター席(右)

イオンレイクタウン全体の敷地面積は約340,000m2、延床面積は約403,000m2、専門店数は約710店舗、駐車台数は約9,400台。各施設の延床面積と店舗数は、増床後のアウトレットが約38,000m2、約140店舗、kazeが約146,000m2、約230店舗、moriが約219,000m2、約340店舗。