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レクサスNX刷新 アウトドア仕様「OVERTRAIL」やUSB Type-C
2024年2月29日 17:58
レクサスは、“グローバルコアモデル”と位置づけるNXシリーズを一部改良し、2月29日に発売した。アウトドアライフを楽しむ“OVERTRAIL”を追加設定したほか、操縦安定性と乗り心地の向上やUSB Type-Cを2ポート装備するなど、機能面での強化を図った。NX250/NX350/NX350h/NX450h+の各シリーズ展開で、価格は485万~772万5,000円。
今回の改良では、ボディ剛性を強化したほか、足回りのチューニングを施し、操縦安定性と乗り心地を向上。エンジンノイズ低減やドライバビリティの向上により、気持ちの良いドライビングフィールと静粛性の向上を実現したという。
新規追加としては、全社でインストルメントパネルセンター部ボックス内に充電用USB Type-Cを2個追加したほか、リアアウトサイドハンドルへの照明を追加。また、盗難・不正売買防止策として、フロントガラス下の助手席側にVINナンバーを追加した。NX350“F SPORTでは、Advanced Park+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)を追加した。
また、9.8インチディスプレイオーディオから14インチディスプレイオーディオPlusへ変更(NX350h、NX250)などの強化も実施。オプションのワイヤレス充電Qiも機能向上し、充電検知範囲拡大と対応機種増(全車)とした。
新たに設定する“OVERTRAIL”は、カーボンニュートラル社会や、「人と自然とモビリティの共生」の実現を目指し、アウトドアライフスタイルに寄り添う「OVERTRAIL PROJECT」の一環として開発。アウトドアライフスタイルをイメージしたエクステリアと上質なインテリア空間とした。
Trailモードの改良により、凸凹路等で発生しやすいタイヤの空転を自動制御。接地輪に駆動力を最適に配分することで、走破性を向上している、なお、この改良は、NXのAWD全車に適用している。また、OVERTRAIL用に専用チューニングを施し、Trailモードと連動して、凸凹路走行時の乗員の頭の揺れを抑制。オフロード走行時の安定性・快適性を高めている。
詳細はCar Watchでレポートしている。