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ドコモ「d fashion」運営体制を刷新、マガシーク株式はすべて譲渡

「d fashion」

NTTドコモは、ファッションECサービスの充実を目的として、ジェイドグループ、マガシークと業務提携契約を締結した。ドコモが保有するマガシークの株式は、経営効率化を図るためすべてジェイドグループに譲渡され、「d fashion」を運営するマガシークはドコモの連結子会社からジェイドグループの連結子会社になる。

ジェイドグループは「LOCONDO.jp」(ロコンド)などのECモールを運営。マガシークはドコモが75%の株式を保有する連結子会社で、ドコモのファッション通販サイト「d fashion」と「マガシーク」の2つのファッションEC事業などを展開している。

今後の「d fashion」は、ドコモ、ジェイドグループ、マガシークの3社のノウハウを活用して展開するサービスになる。品揃えの充実、システム開発力の強化によるサービスサイトやアプリの使いやすさの向上、物流拠点統合などによるコスト削減により、ファッション領域における競争力を強化する方針で、「dマーケット」の更なる事業拡大につなげていく。

ユーザーはこれまでどおり継続して「d fashion」のサービスを利用できる。ロコンドの特長である豊富な靴カテゴリや、オリジナル商品の販売などで、より充実したラインアップにサービスを成長させていくとしている。