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有機ELテレビ、家電リサイクル対象に 4月法改正で2970円
2024年2月29日 16:43
家電製品協会は29日、2024年4月1日から家電リサイクル法の対象となる有機ELテレビに関して、各テレビメーカーの料金を公表した。大小区分があり、15型以下は1台1,870円で、16型以上は1台2,970円。リサイクル料金とは別に、小売業者、市町村などの収集運搬料金が必要になる。有機ELのPCモニターは含まれない。料金詳細は下表のとおり。
主なブランドのリサイクル料金 ※16型以上の場合
・パナソニック「ビエラ」 2,970円
・TVS REGZA/東芝映像ソリューション「レグザ」 2,970円
・ハイセンスジャパン 2,970円
・LGエレクトロニクス・ジャパン 2,970円
・シャープ「AQUOS」 2,970円
・ソニー「ブラビア」 2,970円
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)は、資源の有効活用を目的に、使われなくなった家電製品を適切に処理するための法律。
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目が該当するが、これまでテレビは「ブラウン管テレビ」と「液晶・プラズマテレビ」のみで、対象外の「有機ELテレビ」は住んでいる地域や自治体の条例に従って廃棄しなければならなかった。
昨年12月の法改正決定を受け、2024年4月1日以降は、液晶テレビなどと同様に、販売店に依頼するか、郵便局でリサイクル料金を振込して自身で指定引取場所に持ち込むことで有機ELテレビが廃棄できるようになる。
なお、有機ELパネルを使用したPCモニターは、家電リサイクル法の対象には含まれない。また有機ELテレビでも、「電源として一次電池または蓄電池を使用するもの、建築物に組み込むように設計されたもの」は除外される。
リサイクル料金はそれぞれの製造業者や指定法人が決めたもの。リサイクル料金や製品に関する問い合わせは各メーカーのサポートへ、家電リサイクルに関する問い合わせは家電製品協会が設置する家電リサイクルセンターへ問い合わせのこと。