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山陽電車、タッチ決済乗車とQR乗車に対応 25年春

姫路〜神戸・大阪を結ぶ山陽電車は、2025年春から全駅でタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードを設定したスマートフォンによる鉄道乗車サービスを開始する。

山陽電気鉄道が、山陽電車の全駅で三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」によるタッチ決済対応のカードによる鉄道乗車サービスを導入。2025年大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取組みとして、きっぷの購入やICカードへのチャージなどが不要で、手持ちのタッチ決済対応カードを改札機の専用リーダーにタッチして乗車できるようになる。

対象駅は、山陽電車全49駅で専用リーダーを設置した改札機を、各改札口に1台設置する。対応の決済ブランドはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardについては、順次追加予定としている。具体的なサービス開始日については、後日発表する。

また、QRコードを活用したデジタル乗車券サービスも2025年春に開始。全49駅に専用改札を設置し、スルッとKANSAI協議会が開発したQRコード乗車券サービス「スルッとQRtto(スルッとクルット)」を活用し、QRコードでの乗車が可能となる。