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福岡天神「イムズ」跡地の複合ビルにシアトル発「エースホテル」

東側イメージ

三菱地所とエースグループインターナショナルは、福岡市中央区天神の「イムズ」跡地にて開発が進められている複合ビルの上層階に、アメリカ・シアトル発の「エースホテル」が出店すると発表した。ホテル開業は2027年を予定している。

「(仮称)天神1-7計画」として、福岡県福岡市中央区天神1丁目において計画中の開発事業。地上21階、地下4階の、商業、オフィス、ホテル等で構成される複合ビル建設が予定されている。当初は'23年7月着工、'26年3月竣工を予定していたが、現在は'24年5月着工、'26年12月竣工予定となっている。

エースホテルのアジア地域への出店は、'20年にオープンした「エースホテル京都」に続く2施設目となる。エースホテルは地域コミュニティの活性化・カルチャー創出のための場づくりや立地の独自性を取り入れたユニークなデザインが特徴。今回の計画でも情報受発信基地であったイムズ跡地に相応しい、地域に開かれた新しい滞在・交流空間を提供し、新たな文化・ライフスタイルを創出する場となることを目指す。

エースホテル京都

単なる宿泊機能の提供にとどまらず、宿泊者以外の人も利用できるラウンジ等においてアートや音楽などの文化的プログラムを展開するなど、多様な人が交流を通して異なる価値観や感性、環境に触れられる機会を提供するとしている。

エースホテル・シドニーのラウンジ

ホテル名称は「エースホテル福岡」。1階~3階、16階~20階で、低層部にエントランス、ラウンジ、高層部に192室の客室を設置する。

西側イメージ。赤点線内がホテルエリアで、ホテルエントランス・ラウンジは東側低層部

天神1-7計画全体の規模は、敷地面積約4,640m2(約1,400坪)、建築面積約3,960m2(約1,197坪)、延床面積約73,960m2(約22,372坪)。