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KDDI、ソニーホンダの次世代EV「AFEELA」にグローバル通信を提供

KDDIは、ソニー・ホンダモビリティ(SHM)とコネクティッドビジネスの推進を目的に協業を開始した。SHMが2025年に販売を予定している新ブランド「AFEELA」初の量産モデルに、KDDIのグローバル通信プラットフォームを提供する。

SHMは2025年に発売予定のAFEELAブランド初の量産モデルで、各地域のMNOの回線を利用し、車両をネットワークに接続する。その実現のため、KDDIが提供するグローバル通信プラットフォームを活用。車両はSHMのクラウドプラットフォームと大容量・低遅延での通信が可能となる。

グローバル通信プラットフォームは、日本におけるKDDIの5G通信接続のほか、各国通信キャリアが提供する5G通信に対応。5G通信とグローバル共通のインターフェースの提供により、AFEELAによるゲームや映画などのエンターテインメントがより快適に、各国・地域共通の設計で体験可能となり、ユーザーのCX(顧客体験)向上を図れるという。

ソニー・ホンダモビリティの岡部 宏二郎専務は、「AFEELAはプレミアムブランドにふさわしいハードウエアと、AIを活用したAD/ADAS、その上で創造的なエンタテインメント空間としてのモビリティを追求する。その実現のため、モビリティが定常的にネットワークに接続されていることが重要で、これまでになかったような大容量・低遅延な通信が不可欠。効率的な運営を可能にするワールドワイドな通信ソリューションを重視し、KDDIのグローバル通信プラットフォームと各地域のMNOとの強固な関係に期待している」と述べている。

AFEELA | UX Movie 2024

AFEELAは、ソニー・ホンダモビリティが2025年に米国で販売開始予定の次世代EV。デリバリーは2026年春に北米から開始し、日本へは2026年中となる見込み。