ニュース

分散型SNSのBluesky、招待制廃止でユーザー拡大 400万超え

分散型SNSのBlueskyは、招待制を廃止し、誰でも利用可能になったことで、ユーザー数が急拡大し、400万人を超えたと発表した。

Blueskyは約1年間、分散型のSNSとして招待コードを使って、ユーザーを限定した形で展開してきたが、6日(米国時間)に招待制を廃止し、誰でも利用可能にした。これにより、1日で85万以上の新規ユーザーが加入し、400万人を超えた。また、24時間で200万以上の投稿が行なわれたという。

Blueskyが投稿したダッシュボード(管理画面)の画像では、ユーザー数は405万1,963人で、投稿者は約193万人となっている。

Blueskyは、オープンソースの「The AT Protocol」を基盤とした分散型のソーシャルネットワーキングサービス。'23年にTwitterがXへと変化し、その先行きが不安視される中、代替候補のSNSの一つとして注目されたが、招待制ということもあり、ユーザー数は1年間で約300万人にとどまっていた。オープン型になったことで、ユーザー数が急拡大した。

Blueskyのユーザー登録にはメールアドレスのほか、SMS認証のための電話番号が必要。また、自分が興味がある業界やジャンルなどを選択して好みのタイムラインを作れる独自のモデレーションが特徴で、「ブラックボックス化されたアルゴリズムに拘束されない」(同社)オープンなSNSとして展開する。

メインのフィードを選択。サードパーティの“おすすめ”も使える

なお、Impress WatchでもBlueskyのアカウントを開設( @Impress Watch)したが、活用方法は決めていない。