「Copilot」が1周年でデザイン・刷新　画像生成も強化

Microsoftは7日(米国時間)、AI機能「Copilot」の1周年にあわせて、WebやiOS/AndroidアプリのCopilotをアップデートし、合理的なルック&フィールに改めたほか、回答の画面もスマートに刷新した。ロゴの下のプロンプト例は、カルーセルとなり「Copilotでできること」をイメージしやすくした。また、画像生成機能も強化した。

ロゴの下にカルーセルで利用例を紹介

生成AIを活用した「Bing Chat」の発表から1年が経過し、「Copilot」の利用も増加。これまでに50億回以上のチャットと、50億枚以上の画像が作成されたという。加えて、7日からはCopilotのDesignerで、画像生成だけでなく、生成した画像をCopilot内で編集できるようになった。

オブジェクトを強調してポップな色にしたり、画像の背景をぼかし、被写体を輝かせる、ピクセルアートなどのエフェクトで画像を再構築するといった事が可能。またCopilot Pro契約者は、画像サイズを正方形と横長でのリサイズや再生成も行なえる。なお、これらの画像関連新機能は、英語環境のアメリカ、イギリス、オーストラリア、インド、ニュージーランドから対応。現時点では、日本で利用できない。

また、今後、Copilot内の新しいDesigner GPTを近日中にリリースする予定としている。

1周年とスーパーボウルを記念したCM「Watch me」も公開している。