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Bluesky、招待制を廃止 誰もが参加可能に

ソーシャルネットワーキングサービスのBlueskyは6日(米国時間)、招待制を廃止し、誰でも利用可能にすると発表した。Blueskyは約1年間、分散型のSNSとして招待コードを使って、ユーザーを限定した形で展開してきた。

TwitterがXへと変化し、その先行きが不安視される中、代替候補のSNSの一つとして注目された一方、招待制ゆえに急速なユーザーの広がりは見られなかった。その間、ユーザーが安心して使える環境のためのモデレーションツールやカスタムフィードなどの機能を構築してきた。今回、準備が整ったとして、誰もが参加可能とする。現在のBlueskyのユーザー数は約300万人。

オープン化とともに、コミュニティガイドラインに従ってアプリのモデレーションを行なうほか、ラベリング・サービスを導入。業界固有の知識や特定の文化的規範、好みを反映した独自のモデレーション・サービスを運営できるようになる。ラベリングではファクトチェックなどの機能にも対応していく。また、ネットワークをオープンでカスタマイズ可能にする「フェデレーション」の初期バージョンも展開。Blueskyを離れる場合でも、Bluesky上の友人や関係性を引き継げるようにする。