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マネックス証券、「dカードでクレカ積立」'24年夏開始

マネックス証券は、NTTドコモとの業務提携による「次世代資産形成サービス」について、今後の提供機能の予定を公表した。「dカードによるクレカ積立」の開始は、2024年夏頃としているほか、年内にdポイントを利用した投資信託購入、dポイントでの投信保有ポイント付与などを予定している。

ドコモがマネックス証券を連結子会社化し、1月から、NTTドコモとマネックスグループ、マネックス証券の業務提携がスタートしている。今回、提携による新機能の実現時期などを明らかにした。

ドコモによる「dカード」を使ったクレカ積立サービスについては、2024年夏頃に開始予定。現在マネックス証券では「マネックスカード」でのクレカ積立に対応しているが、新たにdカードが対応することとなる。詳細は未定だが、dポイントの取扱いは、現在の「マネックスポイント」と同水準とする予定。対応するdカード、dカード GOLDは、カード番号の冒頭4桁が、[4363]、[5344]、[5365]のもの。

2024年秋には、「dポイントを利用した投資信託の購入」「dポイントでの投信保有ポイント付与」に対応予定。

dポイントによる投資信託の購入では、dポイント1ポイントを投資信託の買付代金1円として利用可能となる。ただし、金額指定のみが対象で、口数指定は利用できない。また、積立、投資一任口座、iDeCo、コールセンター経由は対象外。

dポイントでの投信保有ポイント付与では、マネックスポイントの代わりに、dポイントを貯められるようになり、投資信託を持っているだけで、毎月dポイントを貯められる。NISA口座でもdポイントを貯められる。

2024年の冬には、dアカウントを使ったマネックス証券へのログインや口座開設に対応する。

1月の新NISA開始とともに、特にdカードでのクレカ積立サービスの要望が多く、今回ドコモサービスとの機能連携の概要や提供予定時期を発表した。