カーメイト、約16万円の特定小型原付「e-FREE」　ペダルを漕がない電動サイクル

カーメイトは、特例特定小型原動機付自転車「e-FREE 01(イーフリー ゼロイチ)」を、1月26日から発売する。2023年8月に国土交通省の性能等確認制度に適合し、サドル付き(自転車)タイプで初の適合車両となる。販売はバイク王＆カンパニーが行ない、価格は162,800円。

自転車とバイクの良い所を組み合わせた次世代モビリティとし、16歳以上であれば免許不要で車道を走行(最高速度20km/h)できる。モードを変更すれば最高時速6kmで歩道も走行可能。傾斜10度の上り坂もスムーズに走行可能で、通勤・通学など日常の移動手段として訴求する。

走行モードは、時速6kmでの歩道走行モードと、車道走行時は最高時速15kmと20kmの2つを選択可能。タイヤは14インチで、前後にディスクブレーキを採用する。走行可能距離は最大30km(時速20km走行時)で、モーターの最大出力は400W。

特定小型原付は電動キックボードが多いが、e-FREEはキックボードタイプと異なり、自転車スタイルで低重心でバランスがとりやすい点が特徴。

バッテリーは取り外し可能なロック付き。最大積載量5kgのバスケットを標準装備する。また、ハンドル部は折りたたみ可能で、車載もしやすくしている。

カラーは、サテンブラック(BE400)、グレージュ(BE401)、コーラルブルー(BE402)の3色。本体サイズは1,250×570×1,020mm(全長×全幅×全高)、重量は22kg。最大積載量は85kg。