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JR東海、在来線車内に防犯カメラ 名古屋発着の全車両
2024年1月19日 11:39
JR東海は、名古屋駅を発着する313系の全車両(約340両)に、車内防犯カメラを整備する。2024年度中に工事を開始し、2028年度中に整備完了予定。整備した車両から順次使用開始する。近年中に更新予定の一部車両を除き、名古屋駅を発着するすべての同社車両に車内防犯カメラが整備されることとなる。
JR東海では車内防犯カメラについて、2022年に営業運転を開始した315系およびHC85系において、新製時より全車両に整備してきた。313系にも改造工事を実施して整備することでセキュリティ強化を図る。
車内防犯カメラは指令員がリアルタイムにカメラ映像を確認できる仕様で、常時録画機能付き。防犯カメラを整備する車両では乗客に対し、カメラが作動中であることを表示するステッカーを掲示する。
カメラは1両あたり3台で、混雑時にも車内全体の状況を把握できるよう配置する。
なお、利用の多い区間を走行する新製車両への車内防犯カメラ整備について、2023年10月に省令で義務化された。