Notionカレンダー開始　仕事とプライベートを一覧できる

コラボレーションソフトウェアの「Notion」は18日、「Notion カレンダー」を開始した。仕事とプライベートの両方で時間を管理、整理、優先順位付けするための新たなカレンダーサービスと位置づける。Notionユーザーは無料で利用可能で、Webブラウザのほか、Mac/Windowsのデスクトップアプリ、iOSアプリが用意される。

ノート/コラボレーションソフトの「Notion」のデータと連携するほか、Google カレンダーとの接続に対応。仕事とプライベートに渡り、時間を管理できるという。Notionのメモやプロジェクト、タスクなどに時間のレイヤーを導入し、スケジュールを統一された方法で管理できる。Notionが買収した「Cron」のサービスをNotionに統合した上でリニューアルしている。

Googleカレンダーと連携

Notionは、プロジェクト運営やミーティングの議事録などで使われている。その際に、関連するドキュメントやプロジェクトのタイムライン、タスクの対応期限をカレンダーに取り込むと、ミーティングや締め切り前の集中時間など、どこに時間を費やすべきかが簡単に把握できるようになる。

また、Notionカレンダーから移動せずにNotionドキュメントを検索し、それらをミーティングにリンクできる。ミーティングを設定する時もアプリ間を移動せずに、関連情報を出席者に提供できる。加えて、データベース項目をイベントとして表示・管理可能。Notionワークスペースのほか、Googleカレンダー、Zoom、Google Meetなどとも連携する。

Notionカレンダーでは、1日のすべての予定を一カ所で確認でき、次の通院の予約を、タスクの期限やミーティング予定と一緒に確認可能できる。

また、「予定調整ツール」も組み込まれている。他のユーザーに自分の空き時間を共有して、直接予約してもらえるほか、自分のカレンダーの時間枠に自動ブロックをかけられる。例えば、病院を予約していることは同僚には見えないが、同僚がミーティングを予約しようとするとその時間がブロックされていることが示される。仕事用と個人用など、2つのカレンダーで時間を管理している場合、予定のブロック機能を使用して、それぞれのカレンダーの時間を自動的にブロックできる。