キングジム、キャンプギアのようにカスタマイズできるワークツール

キングジムは、キャンプギアのようにカスタマイズできる持ち運びに便利なワークツールシリーズ「TELTTA(テルッタ)」を1月31日に発売する。価格は2,530円から4,840円。

キャンプギアの携帯性とアレンジ自在な拡張性を取り入れたワークツールシリーズ。テレワークやフリーアドレスなどが定着し、また出社とテレワークのハイブリットワークも増え、さまざまな場所に仕事道具を持ち出す機会が増加していることから開発した。

ラインアップは、コンパクトに持ち運べてワークツールを吊るして整理できる「ハンギングラック」、PCや仕事道具をまとめて収納できる「マルチケース」、ペットボトルや細長い小物を収納できる「マルチポーチ」の3種類。それぞれの製品を自由に組み合わせて使用することで、どこでも自分だけの“拠点”にでき、仕事中でもアウトドア気分を楽しめるとしている。

ハンギングラックは、ワークツールを吊るして整理でき、コンパクトに畳んで持ち運べる机上用ラック。ラックに直接かける、付属のS字フックに吊るす、本体下部のハンモックに載せるといったスタイルで小物を整理できる。ハンモック下にスペースができ、ノートPCなどの薄いアイテムを収納可能。

ポールにはキャンプギアでは一般的なショックコードを内蔵しており、コードに従って動かすことで簡単に組み立てられる。持ち運び時はポールを抜いて畳めるのでコンパクトに収納できる。また、専用ポーチ付きで、付属のベルトを使用してマルチケースの背面に取り付けられる。

カラーはクロで、キャンプギアを机上で使えるサイズにしたデザインを採用している。使用時のサイズは約447×210×450mm(幅×奥行×高さ)、重量は約224g(ハンギングラック本体のみ)。セット内容は本体、専用ポーチ、ハンモック、S字フック(4本)、滑り止めゴム(4個)、専用ベルト(2本)。価格は4,840円。

マルチケースはA4サイズの書類や13～14型ノートPCの収納に対応。内側にはクッション材を備えている。外側にはポケットが配置されており、さまざまな小物を収納できて取り出しやすい設計。マウスやアダプタなどを入れられる立体ポケット、取り出す頻度の高いアイテムの収納に便利なメッシュポケットなどを備える。散らばりがちなコードやペンなどの収納を想定したゴムバンドも装備。

本体上部にはリングを備えており、ハンギングラックのS字フックに吊るすことができる。吊るして使うことでより小物を取り出しやすく、省スペースで整理できるとしている。

カラーはクロ、ベージュ、カーキ。サイズは約350×45×240mm(幅×奥行×高さ)、重量は約190g。価格は3,520円。

マルチポーチは、ペットボトルやペンなどを収納できる縦型ポーチ。500mlのペットボトルがぴったり入るサイズで、ペンなどの文房具やスマートフォン、モバイルバッテリーなどのガジェット類の収納にも適しているとしている。側面には小物を入れられるメッシュポケットを装備。

バッグやリュックへの取り付けができるホック付きベルトとカラビナ付きで、ホック付きベルトはマルチケースへの取り付けにも対応する。

カラーはクロ、ベージュ、カーキ。サイズは約150×85mm(高さ×直径)、重量は約60g。価格は2,530円。

初年度販売目標数量は新製品合計で12,000個。