LINE NEXT、NFT取引「DOSI」正式版を開始

LINE NEXTは、デジタル・コマースのプラットフォーム「DOSI」(ドシ)の正式版の提供を開始した。日本を含む世界180カ国で提供を開始している。Webサイト版に加えてAndroid版アプリも提供、今後はiOS版も提供する。

「DOSI」は2022年9月にβ版が開始された、デジタルアイテムを取引できるグローバルNFTプラットフォーム。現在までにNFTウォレットの登録アカウント数は550万件以上、累計取引数も約56万件以上に拡大している。

これまでLINE Xenesisが日本のユーザー向けに展開していた「LINE NFT」などのNFT関連サービスは1月5日に終了し、一部はリニューアルされた「DOSI」に統合されている。

DOSIでは、NFTを保有するだけでなく、保有していると継続的に特典が受けられるメンバーシップアイテムを展開していく方針。DOSIに統合される前の「LINE NFT」で提供されていたCryptoNinja Partners(CNP)や日本航空(JAL)などの日本のコンテンツのほか、20以上のスタートアップ企業によるアプリメンバーシップアイテムが順次販売される予定。

新たに提供されるDOSIアプリは、LINEなどのSNSアカウントを利用したソーシャルログインで手軽に利用できるようにする。モバイル決済にも対応する予定で、LINE PayやApple Pay、Google Pay、Naver Pay、暗号資産(FNSA、ETH)などでデジタルアイテムを簡単に購入可能になる。すでにDOSIのWebサイト版を利用しているユーザーは、同じアカウントでアプリ版を利用できる。