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携帯各社が被災地で無料充電サービス ドコモとauは速度制限解除

令和6年能登半島地震の発生を受けて、NTTドコモやソフトバンク、KDDIが無料充電サービスを実施する。

ドコモでは、石川県・富山県・福井県・新潟県で営業中のドコモショップにおいて、「無料充電サービス」を提供。現在している通信キャリアを問わず利用できる。

ソフトバンクも、ソフトバンクショップとワイモバイルショップなどで、無料充電サービスを実施している。

KDDIも、石川県・富山県・福井県・新潟県で営業中のau Style、auショップ、UQスポットで、無料充電サービスを実施している。

【追記】KDDIの情報を追加(3日11:30)

データ通信制限解除などドコモやauなどが対策

NTTドコモなどは、被災地域における情報収集のため、データ通信容量の制限を解除する施策も行なっている。

ドコモは、被災地域のユーザーに向けて、データ通信量の制限をなくす「災害時データ無制限モード」を提供開始した。災害時データ無制限モードは、利用可能データ量上限に達しても速度制限がかからなくなるというもの。

契約している料金プランに関わらず、データ通信量が無制限になり、例えばデータ容量に上限がある段階型プラン(ギガライト等)では、契約プランの容量を使い終わったあとでも、速度制限が適用されず、高速通信が行なえる。

期間は1月31日まで。対象となるのは、対象地域で、「契約者住所」「請求書送付先住所」のいずれかがある個人・法人。なお、「OCNモバイルONE」は対象外。

KDDIもau、UQ mobile、povoでデータ通信に関する支援を実施。

auでは、契約プランのデータ容量を超過した場合でも通常の通信速度でデータ通信を利用できるよう、通信速度制限の解除を1月3日以降順次実施する。UQ mobileでは、ユーザーがチャージしたデータ容量について、最大20GB相当の料金を減算する。povo2.0では、7日間データ通信が使い放題となるプロモコードを発行、povo1.0は月間データ容量に対し、1月3日以降順次20GBを付加する。期間は1月1日から31日まで。

ソフトバンクは、ワイモバイルとLINEMOにおいて、データの追加購入料金を無償化する。対象は、契約者住所が災害救助法適用地域内に所在している個人の利用者で、期間は1月31日まで。

対象地域
新潟県

新潟市、長岡市、三条市、柏崎市、加茂市、見附市、燕市、糸魚川市、妙高市、五泉市、上越市、佐渡市、南魚沼市、三島郡出雲崎町

富山県

富山市、高岡市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市、中新川郡舟橋村、中新川郡上市町、中新川郡立山町、下新川郡朝日町

石川県

金沢市、七尾市、小松市、輪島市、珠洲市、加賀市、羽咋市、かほく市、白山市、能美市、河北郡津幡町、河北郡内灘町、羽咋郡志賀町、羽咋郡宝達志水町、鹿島郡中能登町、
鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町

福井県

福井市、あわら市、坂井市

【追記】ソフトバンクの情報を追加(3日23:30)

また、携帯電話各社は能登半島地震の被災地のユーザーに向けた支援措置を発表している。