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DeepL Pro、インドや台湾、オーストラリアなど25カ国に拡大

翻訳サービスの「DeepL」は19日、インドやアルゼンチン、香港、台湾など、新たに25の国と地域で有料サービス「DeepL Pro」を開始した。

DeepL Proは、文字数制限のない高品質なテキスト翻訳とデータセキュリティが特徴。日本での料金は個人向けのStarterが月額1,200円から。また、社内外のコミュニケーションを統一できるカスタマイズ機能を備えたAdvanced/Ultimateなどのバージョンを用意しており、上位版では用語集を作成して専門用語を管理できる。

新たにDeepL Proのサービスを開始したのは、以下の国と地域。

  • アラブ首長国連邦(UEA)
  • アルゼンチン
  • イスラエル
  • インド
  • インドネシア
  • ウルグアイ
  • エクアドル
  • オーストラリア
  • コートジボワール
  • コスタリカ
  • コロンビア
  • サウジアラビア
  • タイ
  • 台湾
  • チリ
  • トルコ
  • ニュージーランド
  • ノルウェー
  • パラグアイ
  • フィリピン
  • ベトナム
  • ペルー
  • 香港
  • マレーシア
  • モロッコ

DeepL Proに登録すると、文字数制限なしのテキスト翻訳が可能となる(無料の場合は5,000字)。原文の書式を維持したまま、より大きなファイルサイズの文書を翻訳できる。また、テキストは翻訳が完了次第、DeepLが運営するサーバーから削除されるため、利用者のテキストが第三者に読み取られたり、AIの学習データとして使用されたりすることはない。

DeepLのヤロスワフ・クテロフスキーCEOは、「AI技術の導入に対する企業からの需要は高い。DeepL Proのサービス対象エリアを広げたことで、さらに多くの組織がAIの潜在力を活かせる」としている。