ガーミン、0%からソーラー充電できるハンディGPS

ガーミンジャパンは、ソーラー充電機能を備えたハンディGPS「eTrex Solar」(イートレックス ソーラー)を、12月21日に発売する。価格は39,800円。

受信感度の高さや正確な位置情報などでハイカーや冒険家、山岳・林業従事者などに活用されている軽量・コンパクト ハンディGPS「eTrek」の新モデル。

新モデルは、シリーズで初めてソーラー充電機能を搭載。ソーラー充電により、無制限のバッテリー寿命を実現する。ソーラーシステムでは、バッテリー0%からでも充電でき、30分の充電で1時間のGPSモード分が充電でき、過酷な環境での「万が一」にも短時間でリカバリーできる能力を備えているとする(75,000ルクスで使用した場合)。

位置情報は、GNSSマルチバンドに進化。複数の衛星からの複数の周波数に同時アクセスすることで、より精密な位置情報を提供するだけでなく、岩盤の谷間や深い谷底など、これまで遮蔽物により途切れがちな場所においても安定したGPS受信が可能になった。

ワイヤレス接続として、Bluetoothを搭載。データのクラウドバックアップ、アップデートなどを行なえるほか、スマートフォンとのペアリング、Garminのオリジナルアプリ「Garmin Explore」を活用することで、ルートの作成や行程の計画、現在の気温や天気予報の表示、通知機能も使えるようになる。

3軸デジタルコンパスは静止状態でも正確な方位を提供。軌跡のデータを1ページに集約表示するトリップアドバイザー、ポイント間のナビゲーション、トラックバックも可能。また、Geocaching Liveからの自動キャッシュ更新を取得する「ジオキャッシング」も搭載。Garmin Exploreに接続すれば、発見するたびにアップロードできる。

ディスプレイは2.16型/240×320ドット、直射日光下でも判読しやすいモノクロの半透過型。コンパクトで耐久性・耐水性を備えたボディと、5つのシンプルなボタンによる操作性、読みやすいディスプレイですぐ使いこなせるとしている。

本体サイズは、6.4×10.5×3.1cmで、重量は141g。ディスプレイ材質は化学強化ガラス。稼働時間は、ソーラー充電で無制限、GPSモードは200時間、エクスペティションモードは1,800時間。防水性能はIPX7。メモリは28MB。USB-Cケーブルが付属する。