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北海道Kitacaエリア拡大、3月から函館と旭川20駅
2023年12月13日 17:16
JR北海道は、ICカードKitacaのエリア拡大を2024年3月に行なう。函館エリア、旭川エリア計20駅でKitacaが利用可能になる。
Kitacaは2008年に発行開始。これまでは、札幌から小樽、苫小牧、岩見沢、北海道医療大学、新千歳空港までのエリアにて導入されていた。
新たに導入されるのは、函館エリアが函館本線の函館~新函館北斗間で、函館、五稜郭、桔梗、大中山、七飯、新函館北斗の6駅。旭川エリアが同線の岩見沢~旭川間で、峰延、光珠内、美唄、茶志内、奈井江、豊沼、砂川、滝川、江部乙、妹背牛、深川、納内、近文、旭川の14駅で利用可能となる。
2024年3月からは新たに「障がい者用 Kitaca」も発売。障がい者割引が適用される乗客にも、よりシームレスに列車を利用できるようになる。割引は運賃5割引。
対象者は、第1種身体障害者または第1種知的障害者の大人の本人と、その介護者(任意の1名)。第2種身体障害者および、第2種知的障害者割引は対象外。
発売箇所はみどりの窓口、および話せる券売機。有効期限は1年で、更新はみどりの窓口のみ。購入時は資格確認のため、身体障害者手帳または療育手帳の呈示が必須となる。利用可能エリアはJR北海道Kitacaエリアのみで、他ICエリアは利用不可。
このほか、Kitacaエリア拡大とともに、札幌~旭川間における「えきねっとチケットレスサービス」も導入する。指定席特急券を「えきねっと」で予約し、受け取り不要で利用可能。乗車券部分にKitaca・Suica等のICカードを利用することで、乗車券・指定席特急券ともにチケットレスで利用できる。
設定列車は、特急カムイ、特急ライラック(普通車指定席・グリーン車指定席)。発売期間は、乗車日1カ月前の10時から、乗車日当日の列車出発時刻まで。価格は指定席特急料金と同額。