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新綱島スクエア開業、バス乗り場も新設

新綱島駅前地区市街地再開発組合と東急は、東急新横浜線「新綱島駅前地区」において開発している、新綱島駅直結の複合再開発建物「新綱島スクエア」の商業施設部分の一部を、12月6日にオープンした。

新綱島スクエアは、共同住宅、商業施設、公益施設が一体となった新綱島駅直結の複合再開発建物で、低層棟と高層棟の2棟で構成されている。低層棟は、1~3階までは商業施設、4~5階は横浜市港北区民文化センター「ミズキーホール」となり、約400席のホール、ギャラリー、音楽ルームや練習室を設ける計画。高層棟は、地上29階建て・地下1階建て、総戸数252戸の分譲タワーマンション「ドレッセタワー新綱島」と一部商業施設で構成。

今回オープンしたのは、商業施設部分の1~2階。1階は「タリーズコーヒー」「一風堂」の飲食店と、生花店、雑貨店、銀行の計5店舗が開業し、2階には「東急ストア」、鍼灸・リラクゼーション「トータルケア綱島」が開業した。2階の調剤薬局と3階のクリニックモール「メディパーク新綱島」は、2024年1月より順次開業予定。

また、4~5階の横浜市港北区民文化センター「ミズキーホール」は2024年3月24日に開館を予定している。

所在地は、神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目9番10号。アクセスは、東急新横浜線 新綱島駅直結、東横線 綱島駅徒歩3分。敷地面積は約3,890m2、建築面積は約2,710m2、延床面積は約37,560m2。高さは低層棟が約40m、高層棟が約100m。

また、同建物周辺で進められている、横浜市施行の「新綱島駅周辺地区土地区画整理事業」において、新綱島駅の地上部で綱島東線が12月22日に開通し、バス乗り場が12月23日にオープンする。

これに伴い、現在、東横線・綱島駅を発着しているバス(約800台/日)の約半数が、東急新横浜線・新綱島駅の発着に変わり、周辺道路の混雑緩和やバス運行の定時性及び新綱島駅の乗換利便性の向上などが図られる。